社内イベント SNS「いいね!!」獲得選手権

最近、社内の業務連絡を早急にかつ共有化するために、社内SNSを導入する企業が増えてきました。社内SNSの市場規模は2014年が26億円に対し、2017年の市場規模は44億円に拡大するとの予測が立てられていました。もう既に導入した企業やこれから導入を検討している企業も多いのではないでしょうか。

今回はSNSを利用した社内イベントをご提案いたします。

イベント概要

この社内イベントは社員それぞれがテーマに沿っていると思う写真を自由に社内SNSにアップロードします。そして、社員それぞれが「この写真いいね‼」「この写真面白い」と感じた写真を投稿します。その後全員が一番良いと思うものを評価します。そして一番評価が多かった写真を投稿した人が優勝というシンプルなルールです。

テーマはシンプルなものから考えさせるようなものまで、ご自由に決めても構いません。例えば「面白い写真」でもいいですし、「経営理念に沿った写真」といったものでも構いません。しかし、物などの固有名詞は控えた方がいいでしょう。「家」とか「あなたが乗っている車」など、被写体が明確になってしまうと、それぞれの社員の個性を発揮しづらくなり、只の自己紹介になってしまいますので注意が必要です。

こんな会社に向いています

この社内イベントによって期待できる効果は2つ挙げられます。

まず一つが社員それぞれの感性を知ることができます。一つのテーマに沿って、それぞれが感じた写真をアップするので、アップロードした写真は大きくバラつきがでるでしょう。例えば「面白い」というテーマを与えた際に、自分の趣味の写真を撮影する社員もいれば、写真を編集したユニークな写真を撮影する人もいるかもしれません。そうすると、それぞれの感性や趣味、趣向を知るキッカケになりますので、その後の相手に対する接し方や話題も変わります。また、個人の感性の「共有」にも効果があります。「○○課のAさんはこれが面白いと思っている」というのが社内全体で共有できるので、Aさんに対するコミュニケーションも取りやすいでしょう。

二つ目はこの社内イベントを通して、社員全員が一つの理念に向けて意識を向けさせることができることです。社内SNSを導入した企業で、役員が「社員の意識を再度引き締めたい」という思いから一方的にメッセージを送ってしまい、フラットな意見の交換ができるツールではなくなってしまったという失敗事例が数多くあげられています。役員としては社員にもっと覇気を出してもらいたいという思いからこの様な行動をとってしまうのでしょう。しかし、「社内イベントSNS「いいね」獲得選手権」のテーマを「会社理念に沿ったもの」や「今のわが社を表わしている物」と設定した場合、必然的に社員それぞれが今の自社を振り返るキッカケになります。社員それぞれが写真を撮ることを通じて、今の自分や会社全体を振り返る機会になり、自分や会社の弱い部分が明確になります。また、この方法ですと直接的に思いを言葉で表すよりも、写真を通じて間接的に思いを表わすことができます。「最近の我が社についてどう思うか、書き込んでくれ」という指示よりも社員が会社に対して意見を伝えやすい環境にあるのです。また、会社の理念やビジョンが浸透しやすいという効果もあります。

この社内イベントはコストゼロで行うことのできるイベントです。社内イベントをお考えの方、また社内SNSを導入しているのに上手く活用できていないとお悩みの方は是非一度お試しください。

それ以外にも社内イベント企画のネタにも困ってる方は是非お気軽にご相談ください。

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